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2018/02/10

「起こせるヒト電波」

パートナーの入院している病棟では、ほぼ毎月誕生会をやる。パートナーは12月生まれだから昨年12月に祝ってもらった。去る1月のある日、いつものように病室にいたところ、病棟の介護士さんが1月の誕生会をエレベータホールの広いスペースでやるので「車椅子乗りますか」と声をかけてくれた。
介護さんに車椅子に乗せてもらい、酸素ボンベを持って誕生会に参加した。
みなが歌を何曲か歌ったところで、少しようすが変わったので部屋に戻った。
4病棟に移って1年が過ぎ、病棟の介護士さんが自ら申し出てくれたことは本当にうれしかった。
リハビリの理学療法士さんには、体調が安定していれば毎週車椅子に乗せてもらっているが、介護士さんが乗せてくれたのは初めて。パートナーは「思ったよりしっかりしていた」と介護士さん。もっとずっと乗せるのがたいへんかと思ったが、以外と安定していたと。これも毎週車椅子に乗せてもらってきたおかげだ。
出張のとき以外ほぼ毎日病院に行っていると、いろいろなことが見えてくる。
看護師さんや介護士さんがどれほど激務かということも。
担当の理学療法士さんに介護さんが乗せてくれたことを話すと、いい兆候だという。
リハビリ側から病棟に「わりと安定しているので乗せてみてください」と言ったとしても
なかなか実行は難しい。本来の仕事だけで目一杯ななかで、よぶんな仕事に割いている時間はない。ないのはあたりまえと思う。
4病棟に来てから、車椅子に乗るときはできる限り同行している。車椅子への移動はできないが、ベッド上に起こすところと、戻ってきてベットに座った状態から寝かせるところはわたしがやる。
もう1人くらい介護さんが車椅子を実行してくれたら、病棟に「起こせるヒト電波」というか、なんとなく「起こせるヒトかも」という「雰囲気」のようなものが自然にできて、そのタイミングでわたしが「ひとりでベッド上に起こしていいですよ免許皆伝」になれば、車椅子に乗れる回数が少し増えるかもしれない。
また1年もしくはそれ以上かかるかもしれないけれど、日々あきらめないこと。
言葉ではなく行動で示すことがどういうことかを、少し感じている。
ヒトを動かすチカラってなんだろう。

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病院の1階に飾られた雛人形








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