2018/01/20

ふくしま本の森とキラキラ読書クラブ

福島県会津坂下に小さな図書館「ふくしま本の森」がある。
「ふくしま本の森」は、本好きのボランティアが運営する私設図書館だ。
「貸し出しルール」は緩やかで、期限や冊数制限もない。
「福島を本でいっぱいにしよう」という構想のもと、県内の施設や店舗の一角に小さな本棚を設けて、本の森の図書を貸し出す活動もおこなっている。
http://hon-mori.d.dooo.jp

2011年3月におきた東日本大震災で多大な被害を受けた被災地への文化による復興支援を目的に、遠野文化研究センター(赤坂憲雄所長)は「三陸文化復興プロジェクト」を始めた。プロジェクトの柱の1つとして、全国から集まった30万冊の本を整理分類して「必要なときに」「必要な本を」「必要な数」だけ届ける「献本活動」をおこなった。「ふくしま本の森」は、その30万冊の「最後の4万冊」を譲り受ける場としてスタートした。即戦力になる実用書などは被災地へと旅立っていき、「最後に残った4万冊」の本たちは、骨太で読みごたえのある日本の書籍文化を支えてきた「顔ぶれ」だった。
赤坂憲雄先生とのご縁で「ふくしま本の森」児童室の蔵書整備を託されたのは、2015年のことだ。
「キラキラ読書クラブ」の4人のメンバーに声をかけ、これまで何度か「本の森」を訪れた。
「キラキラ読書クラブ」とは、公共図書館や学校図書館で子どもたちに本を手渡し、山ほど本を読んできた4人の仲間のこと。いままでいっしょに以下4冊の本を作ってきた——『キラキラ読書クラブ 子どもの本644冊ガイド』(日本図書センター)、『キラキラ応援ブックトーク 子どもに本をすすめる33のシナリオ』(岩崎書店)、『キラキラ子どもブックガイド 本ゴブリンと読もう360冊』『キラキラ読書クラブ改訂新版 子どもの本702冊ガイド』(いずれも玉川大学出版部)。
まずは絵本から始めようと、『幼い子どものための絵本100冊』(キラキラ読書クラブ編 藤原ヒロコ絵)という小冊子を2016年11月に作成した。本の森の支援を目的に、メンバーみなで作った。この小冊子に掲載した100冊の絵本(個人寄贈)は「ふくしま本の森」の児童室に並んでいる。

幼い子どものための絵本100冊_convert_20180120011051


この小冊子が期せずしてパートナーが倒れる直前に作った本となった。
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