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2019/05/20

なにもしない時間

5月15日、パートナーが2年半ぶりに家に帰ってきた。


5月15日
9時
病棟の看護師から電話。
早朝37.6℃、主治医からの連絡を待つように。
言葉を失う。電話を切り号泣。
事務所にはスタッフSとKがいた。
入稿間際で仕事が立て込んでいたのに、
ストレスをかけてしまった。さぞかしコワかっただろう。

主治医から電話。
37.2℃、体調は万全ではないので、責任はもてないが、おそらく大丈夫だとは思うと。
急変したら戻るなどを確認し、予定通り決行を伝える。

数日前から目を開ける頻度が下がり、体調が下り坂の予感はあった。

10時
病室着。外出用の新品のパジャマに着替える。
吸引カテーテル、消毒綿、酸素の濃度を計るパルスオキシメーターなど
病院で用意してくれたグッズを受け取る。

10時半
同行の看護師MさんとヘルパーYさん病室着。

準備万端のはずが、乗っていく車椅子が用意されていないなどすこし焦る。
病棟の介護士が車椅子に移乗。
リハのNさんも顔を見せる。

11時
介護タクシーの乗務員が病室に。
酸素ボンベを押しながら車椅子で病室を出る。
介護タクシーに乗車。看護師MさんとヘルパーYさん同乗。
わたしは自分の車で介護タクシーを先導。

11時15分
自宅に到着。
スタッフSとKが、あらかじめ道路から庭、庭から居間への2箇所にスロープを設置。
居間には前日に床材を敷き詰め、ベッドを2階から下ろし、吸引器をスタンバイ済み。
居間のベッドは猫が気に入ったようす。

11時半
猫はいったん居間から出して、ドアを閉める。
庭からガラス戸を開け居間に入る。
ベッドに足をあげて伸ばし、車椅子の背を倒し寝かせぎみにし、
両肘にクッションをあて、ポジショニング完了。
看護師Mさんが、酸素・体温などを計り、吸引をおこなう。
酸素はやや低めだが、許容範囲。体温も36.8℃。

看護師Mさん退出。

居間のドアを開ける。
昨年の広島カープの松田スタジアムでの優勝決定試合の録画を流す。

スパーウーマンHさんと母が「おかえりなさい」と挨拶に。

ほどなくして猫2匹が入ってくる。
すこしようすをうかがっていたが、サビ猫のあき恵がパートナーの足の間に座る。
アゴを足にのせてじっとしている。
黒猫のた助は、足下に横たわったり、
においを嗅いだり、酸素ボンベに興味を示すなど落ちつかない。

足湯をする予定で、足湯バケツを用意していたが、
このままじっとしているのもいいかなと思い、
わたしも足下に横になってみた。目を閉じた。
わたしがじっとしていると、た助も静かになった。
2人と2匹でウトウトしながらふと気づくと2時間が過ぎていた。
パートナーは目を閉じたままだったが、ゆったりしてくつろいでいる表情だった。
あき恵はじっと動く気配はない。た助はウロウロしてみたり寝てみたり。
一度吸引をしたときは、足の間から離れたが、また戻ってきた。
あっという間に病院に戻る時間になった。
猫を抱きかかえ居間から連れ出して、ドアを閉める。

14時半
介護タクシーが迎えに来た。
わたしは車で一足先に病院に。

パートナー到着。

14時50分
病室に戻る。
血圧、酸素、体温も問題なし。
レントゲンに異常は見られない。

5月16日
6時、体温38.7℃。CRP上がりと白血球増加、血圧が下がる。軽いショック状態に。
左肺にかげあり。肺炎と尿路感染症の併発。
病室移動、心電図、酸素などのモニター装着。経管栄養中止、抗生剤点滴始まる。

5月17日
体温37℃台で推移。
軽くマッサージをおこなう。

5月18日
体温38.7℃に。
痰も多い。

5月19日
15時
体温37℃台で推移。
友人のMさんと一緒に病室へ。足湯の予定だったが中止。
手指足指のマッサージ、首のマッサージをおこなう。

5月20日
体温37℃台で推移。
血液中CRPは以前高いまま、白血球はあまり増えていない。
左肺の肺炎が急激に広がっている。ここまでの肺炎で熱が出ないことがイヤな状態。
中心静脈カテーテルを挿入。
抗生剤を夕方から変える。
この薬が効くかどうか。

呼吸が苦しそうなようすはいまのところ見られない。
痰は多めだが、吹き出すことはないようす。
指のマッサージ、手を熱い蒸しタオルで拭く。

明日にかける。

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パートナーの散歩コースのひとつ。
病院から急な坂を下り、川沿いの道を歩く。
ようやくひとりで歩けるようになった。
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