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2019/03/31

イエトニャンコハニゲナイ

先週の木曜日、いつものように家族リハビリをおこなった。
ベッドに10分くらい座って寝かせたとき、どうも体が熱い。
看護師のKさんを呼んで体温を計ってもらったところ、37.7度。
祝日のため、ひとまずクーリング。夜間38℃台にあがる。

翌金曜日、抗生剤投与。37℃台に下がるが夜間また38℃台に。
目は開かず。体に力が入らなくなる。痰が濁り量が増える。

土曜日、血液検査の結果、白血球数と炎症反応CRPの数値が高く、
昼から経管栄養を止めて、抗生剤の点滴開始。
作業療法のリハビリは中止、言語療法は軽めに入る。
動かせないので、軽くマッサージ程度にとどめる。

日曜日、37℃台。
パートナーの高校時代の友人ご夫妻と、軽く家族リハ&楽しくおしゃべり。

月曜日、レントゲン撮影の結果、左肺に白い影あり。肺炎と診断。
さほど広がってはいない。
呼吸が苦しそうなようすはない。
肺炎の種類は多い。治療は原因菌を特定して抗生剤を投与するのだが、
いったんその菌に効いても、また別の菌が出てきてしまうこともある。
抗生剤を使い続けていると細菌の薬に対する抵抗力が高くなり、薬が効かなくこともある。
しばらく経管栄養はなしで、点滴が続きそうだ。
点滴が外れるまで起こすことはできない。

火曜日、36℃台に下がる。薬が効いている。
ベッドサイドでの理学療法、言語療法のリハビリ入る。
わたしはマッサージを続ける。
すこし目を開けるようになった。
体の反応も出てきた。

水曜日、Yさんと足湯の予定だったが、手と足の蒸しタオルに変更。
ベッドサイドでの家族リハビリをおこなう。
1週間後に控えた「ネコニキケ」の延期を決めた。
家も猫も逃げないから、しっかり治してから帰ろう。

木曜日、36℃台。
主治医、リハ担当者、ナース、ソーシャルワーカーとわたしでカンファレンス。
白血球数と炎症反応CRPの数値は下がり、肺の影も消えつつある。
しばらく栄養を止めているので、栄養状態は当然落ちている。

4月から言語療法のリハビリがなくなることに。
先日、言語療法のAさんから「家族なんちゃって言語リハ」を習う。
口腔ケアはいままでもやっているので、首や顔周りのマッサージをたまにやってみよう。

週2回入っていた理学療法も1回になる。
いつも土曜日に同行していた理学療法のリハは、
車椅子の乗り降りを理学療法士のNさんにお願いして、
リハ時間中は、パートナーとわたしの2人になる。
もう1人に酸素ボンベを持ってくれる助っ人がいると
外に散歩に行くことができる。
車椅子なら足湯はわたし1人でできる。

カンファレンス後に、ベッドサイドでの家族リハビリをおこなう。

金曜日、36℃台。
1日1回、昼のみ経管栄養開始。
喀痰検査の結果によくない要素あり。
検出菌に「耐性菌」が見られる。
寝たきりの状態なので、さまざまな機能が落ちてくるのはある程度仕方のないこと。

点滴が外れて、栄養状態がもどり、お風呂や起こしたりできるようになれば、
病院での日常が戻れば、また外出もできる。

土曜日、36℃台。
言語リハの最終日。
いままでありがとうございます。
目を大きく開けた。
昨日、プロ野球開幕。
「広島カープ速報動画」で、大瀬良の完封試合のハイライトと
ヒーローインタビューを見せる。

夜半から雨。

4月3日はまだ寒いかもしれない。
庭のいちばんキレイな新緑の季節に帰ろう。

「一度家に帰ろう」大作戦の新たな決行日が決まった。
20191517_コードネーム「新ネコニキケ」

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病室の「まりーちゃんとひつじたち」



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2019/03/03

コードネーム「ネコニキケ」

「一度家に帰ろう」大作戦の決行日が決まった。

20190403_コードネーム「ネコニキケ」

病院を11時に出発、15時には戻る。病院から家までは車で10分くらい。
知り合いのヘルパーさんと看護師さんが付き添ってくれる。心強い。

スロープ、吸引器のレンタル、介護タクシーなども手配済み。
車椅子で居間にあがるので、床に敷くタイルなども準備する。
万一のときに備えて、2階からベッドを居間に下ろす予定。
車椅子でずっと過ごせるといいのだが。

ふだんのリハビリでは、車椅子に乗っている時間は1時間くらい。
「大作戦」では移動も含めて4時間くらい乗っていることになる。
慣れるためにすこし長めに乗ってみようということになり、昨日Nさんのリハビリのあとに、
しばらく病室で車椅子で過ごしてみた。
Nさんは次の予定があるので、窓側を向いてパートナーと2人で1時間弱過ごした。
音楽をかけて、足をマッサージしたり。吸引は2回ほど。
車椅子の角度を立てたり寝かしたりしながら、あっという間に時間が過ぎた。
Nさんにベッドに戻してもらい、ほっと一息。
車椅子で4時間大丈夫だろうかとやや心配なところがあったが、手応えがつかめた。

車椅子への移乗はまだまだだが、これができるようになると世界が広がる。

昨年の広島カープのマツダスタジアムでの優勝決定試合の録画を見て、
ネコと遊んで、足湯もしようか……。

パートナーの体調がこのまま安定して、雨が降らないことを念じるのみ。

このところ毎日目をしっかり開ける。呼びかけにも答えてくれる。
二度答えてくれることもある。
前回の「なあに」は声を出すのではない。顔を向けて目を開いて「なあに」という表情をする。
近ごろ気づいたこと。
ベッドに座って隣で耳元から呼びかけると、気管切開のカニューレが揺れて
息をスースーさせるような感じがある。
2019/02/10

なあに、と答える

1月の終わりにパートナーの病室が変わった。
反対側の窓側になったので、左右が逆転した。
移った当初は左右が変わるとここまで戸惑うかという感じだった。
まずエレベーターを降りるところから。
4階に着いて気合いを入れて体を左に向けないと、そのまま右に行ってしまう。
ようやく慣れてきた吸引も逆からなので、ぎこちなかった。
1月は4病棟の患者さんの病室移動が多かったので、
看護師さんや介護士さんも「○○さんはどこ?」とクルクルしていた。

昨年の4月終わりごろから続いている「発熱しない記録」が更新されている。
こう書くと発熱しそうでコワいが、なんとか春までこのまま安定してほしい。

今年になって、毎日目を開けるようになった。
開け方は日によってまちまちだが、病室にいる1〜2時間の間に必ず開ける。
リハビリの間ずっとぱっちり両目を開けていることもある。

足湯は、SolのスタッフK、カープ坊やの刺繍をしてくれたHさん、
理学療法士のNさんの手を借りながらひとまず週2回くらいは続けている。
パートナーの高校時代の友人や、Solaの仕事仲間も手伝ってくれる。
ありがとうございます。

ベット上に起こして10分くらい座ることはわたし1人でできるようになった。
左右逆転してよかったこと。窓側を向いて起こせるようになった。
前の病室では利き手のぐあいで、ひとりのときは廊下側を向いて起こすことがほとんどだった。

パートナーの右側に座って支えながら、右耳のそばで名前を呼ぶと、
顔を向けて目を開いて「なあに」と答えてくれる日がある。
何度も呼びかけてしまうが、答えるのはたいてい一度きり。
「なあに」は日によって「大き」かったり「中くらい」だったり「小さかった」りするが、
答えてくれる。
嬉しくて嬉しくて、同行してくれた人に「見てて見てて」と見せびらかす。

🎵 あなたと呼べば あなたと答える 山の木霊の嬉しさよ

という歌がアタマのなかでリフレインする。

🎵 あなた なんだい

人の人との関係の基本がこの歌にあったとは。
サトウ・ハチロー&古賀政男はすごい。

ぜひ「なあに」を見にきてください。
2019/01/05

2019年 スタートに立つ

2018年は、経営面でも制作面でもさまざまな問題が噴出した1年だった。
パートナーが倒れたのが2016年11月4日で、当日まで彼は仕事をしていた。
わたしもその日までは自分の仕事を通常どおりにこなしていた。
2017年はそれらの仕事をベースにとにかく回すことで、ひとまず乗り切ることができた。
しかし、翌2018年はちがった。
パートナーの仕事はゼロ、自分の仕事は半分以下という2017年の影響が、
当然のように降りかかってきた。
ここからがスタートなのだ。
新たな気持ちでこの1年を大切に過ごしていきたい。

年末年始は体調を崩して寝込んでしまった。
休めというサインを体が送ってくれているのだから、無理はしない。

***

「一度家に帰ろう」大作戦の課題の1つ「吸引をおぼえる」は、昨年21回の試用期間を経て、
独り立ちした。
マスターしたかと言われれば不安もあるが、毎日1回は忘れないように続けている。

半年間お世話になったマドンナことKさんが、家庭の事情で新年から病院に来ることができなくなった。足湯のきっかけを作ってくれた彼女に感謝している。ありがとうございます。

すこしずつでも続けていかれるように、求む足湯メイト。

2019年賀状

2018/11/25

「一度家に帰ろう」大作戦 始動

このところ好天が続いている。
1週間ほど前のこと。
その日も天気がよく暖かかったので、パートナーを車椅子に乗せ、
理学療法士のNさんと外に出た。
病院の前の駐車場の中に植え込みがあって、その前で日向ぼっこをしていた。
Nさんから次のような提案を受けた。
「2年が過ぎ、おそらくこれから長期戦になると思う。
院内でできるリハビリはこれ以上新しいことはなく、
新たな刺激となることも難しい。このところ病状が安定しているので、
外出で、一度家に帰ってみることを検討してみたらどうか。
家のなかだったら猫に触れることもOKなので」

名付けて「一度家に帰ろう」大作戦。
実行するには、課題がいろいろある。

1 ひとりでは無理
2 車椅子で家に入るための準備
3 吸引をおぼえる
4 車椅子への移乗(全介助)をマスターする 
5 吸引器の手配
6 看護師の手配(病棟の看護師は付き添えない)
7 移動手段の手配(介護タクシー)

まずは、課題1。
マドンナことKさんに相談。
「希望は必要」と。
作戦への参加を承諾してくれた。
しかも妹さんが看護師という最強ぶり。

つぎにドクターに相談。
病院では何はともあれドクター。
病状が安定しているので、このままの状況であれば、寒い時期を避けて、
課題をクリアすればOKと許可がおりた。
平日11時くらいに病院を出て、2時間〜3時間くらい家にいて、
15時くらいに病院に戻るのがベストとのこと。


課題4「車椅子への移乗(全介助)をマスターする」は、
そう簡単ではないと理学療法士のNさん。
病室のベットから車椅子に移って、車椅子のまま戻ってくるので、
病棟のスタッフの補助は受けられると。
それならなんとかなるか。いつかマスターできるように時間をかけて取り組もう。

パートナーがこのまま安定した病状で今冬を越して、
わたしが課題をひとつずつ焦らずクリアする。

来春を目標に「一度家に帰ろう」大作戦を開始しよう。

この作戦に力を貸してもいいと思った方、ご一報ください。

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待ってるよ(た助&あき恵)