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2020/05/25

路地に猫はよく似合う

5月25日
86日目。
1日おきの洗濯物受け渡し43回目。

ロビーで待っていると、主治医が通りかかる。

とくに変わりはありません。
先ほど会議で面会制限期間が6月15日まで延長になりました。
世の中が解除になっても、病院は慎重にならざるを得ません。
すでに入院の受け入れは動いているので。

もっともだ。
予測はしてた。
もしこのまま第2波がきてしまったら。

看護師のTさんが本日の動画を撮ってきてくれた。
お風呂あがりですこし顔が赤い。
土曜日の瞬き動画をあきもせずもう一度見る。

このところの台風は風の吹き方が予測できない。
自宅2階東側の部屋にシャッターをつけた。
天窓を外側から補強して、ガラスに透明遮熱・飛散防止フィルムを貼る。

夕方の散歩のとき、1本裏道に入ったら、猫の路地だった。
鉢植えが所狭しと並んでいる。
こんな路地が近くにあったのか。
パートナーは知ってたかも。

Fさんから「集合写真」の絵が届く。
IMG_0701.jpg

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2020/05/23

忘れられてるかも

5月23日
84日目。
1日おきの洗濯物受け渡し42回目。

きょうはスロバキアの昔話「十二のつきのおくりもの」を読む。

4階は人手不足のようで「すこし待ってください」と。

ロビーに座っていると、洗濯物の受け渡しをする家族と看護師の会話が聞こえてくる。
「いつ終わるのでしょうね」
「今月末には開くかもしれませんね」
「もう忘れられてるかも」

看護師のIさん登場。

一昨日のリハ中、10分くらい目が開いて、呼びかけに顔を向けたと。
きょうは、残念ながら目は開かず。でも車椅子に30分のっていたと。

本日のリハビリ中にリハのNさんが撮ってくれた動画を見る。

車椅子にのったアップを2回繰り返して見る。
3回目も見たかったけれど、さすがに言い出せなかった。
瞬きしてすこし開けそうになる。

Iさんとしては、緊急事態宣言解除と同時だとやはり心配だという。
段階的に解除することになるかもと。
人数制限? 曜日制限? 
それでもいい。


2020/05/21

寒さがこたえる

5月21日
82日目。
1日おきの洗濯物受け渡し41回目。

ちょうどリハビリ中で、連絡ノートは一昨日のまま。
ICレコーダを聞いていたようなので、急いで交換。
早々に引き上げる。

フェイスシールド装着したリハビリスタッフとすれちがう。

5月20日を過ぎてのこの「寒さ」はこたえる。
1日おきに行っているのに、ICレコーダの交換をサボるときがある。

「またおんなじかあ」
「わるい、ゆるせ」

これからは1日おきに交換するから。
きょうはアリソン・アトリーの短いお話を読んだ。

このところジャズ三昧。
思いつくままに。夜、スマホで聴く。
トミー・フラナガン、ビル・エヴァンス、コルトレーン、マイルス、ケニー・バレル、
ホレス・シルバー、スタン・ゲッツ、クリフォード・ブラウン、
チャーリー・ヘイデン、チェット・ベーカー、デイブ・ブルーベック、
ポール・デズモンド、MJQ、ソニー・ロリンズ、
ウェス・モンゴメリー、デクスター・ゴードン、キャノンボール・アダレイ……
どれだけ高校時代に聴いたか。

ノラ・ジョーンズを遅ればせながら聴く。
2020/05/19

左目に涙

5月17日
78日目。
1日おきの洗濯物受け渡し39回目。

暑い。
母が軽い熱中症に。
自分のことはほとんど自分でする母のこと
もうすこし気遣わねば。

3月は時間がたつのがすごく遅く感じられ、
4月はあっというまだった。
5月はまた遅くなった。
いまのところ面会制限は5月末までだが、
いままでずっと延長になってきたから、
きっとまた延長かな、まだ無理かなという気持ちと
そろそろかな、という気持ちと。


5月19日
80日目。
1日おきの洗濯物受け渡し40回目。

涼しい。雨。

10時半のリハビリで、うなずくようすが見られたと。

声かけにうなずいてくれるとそれだけで嬉しくて嬉しくて。
またうなずいてくれるだろうか。

看護師のIさんは夜勤が多く顔をあわせるのは久しぶり。
タブレットを頼んでみる。
ライブは無理だったが、動画を撮ってきてくれた。

交換したばかりのICレコーダーをさっそく聴かせてくれた。
声が流れると目をシパシパとすると。シパシパ、シパシパ。

ん。左目に涙が。
「涙が?」
「そうなんです。さっきふいたのに。涙が」

いつもの散歩コースを、湿気を含んだ夕方の空気を吸って歩く。
マスクしているけど。

広場でキャッチボールをする子ども、家の前でシャボン玉を追いかける子ども……
川縁りの道はだれもいない。


2020/05/16

またひとつできた

5月15日
76日目。
1日おきの洗濯物受け渡し38回目。

タブレットOKとのことで、
待つことすこし。
電波状況がわるくモザイクがかかったあやしい動画のようで
よく見えない。
あきらめて動画を撮ってもらう。

目は開かなかったけれど、すこしだけお茶目な表情をした。
あまりに微妙だからわたし以外はわからないかもしれない。
わたしの錯覚かもしれない。
でもすこしだけそんな表情をしたのだ。

Nさんから小夏が届く。
「背中にいろいろなものがのっかっていて大変でしょうが、どうぞご自愛ください」
という励ましの言葉がありがたい。

宗定伯の「欺骗鬼的少年」という話を思い出した。
少年と幽霊がかわりばんこにおんぶしあうところが気に入っている。
絵本にしたいと思っている。


5月16日
気温が下がり雨。

ここしばらくスタッフは自宅勤務で、ひとりで事務所で過ごす時間が多い。

パートナーは事務所、わたしは自室で仕事をしていたから、
事務所でひとりでいることが慣れなかった。とくに夜は。

ふと気づくと、事務所で何時間か過ぎている。

病院に行かれなくなってから、久しぶりに「料理」をするようになった。
「料理」と呼べるようなものではないが、でも「料理」。
できなかったことがまたひとつできるようになった。